人に愛をあげて、喜んでもらう。
そのために俺たちはいる
特別対談 |日野 皓正 × 中村 和男
memo2021年10月1日、「harmo 株式会社」が営業を開始しました。 シミックグループが展開する各種ヘルスケアサービスと連携を深めながら、 個人のヘルスバリューを向上させていくサービスの開発と普及を図ります。
harmo(ハルモ)は、個人がご自身やご自身の家族の医療・健康情報を管理・活用するためのPHR(パーソナルヘルス
レコード)システムです。中核サービスである「harmo 電子お薬手帳」は、約42 万人(2021年11月現在)が利用し、
全国1万6,500軒以上の薬局で利用されています。
さらに、小児ワクチン接種の記録・管理アプリとして開発した「harmo ワクチンケア」、新型コロナワクチン接種に
特化した接種記録・管理アプリ「harmo ワクチンケアwith コロナ」は、全国20以上の自治体で採用され、累計
利用者数は160万人を超えるなど、生活者一人ひとりの健康価値向上に貢献しています。
これまで以上に医療・ヘルスケア情報が、いわゆる健康や病気の治療という概念から人生をどのように過ごすか、つまりWellbeing / IKIGAI が重要になる時代が訪れようとしています。シミックのCREED にある誰もがその人らしくまっとうしていくために個人のヘルスバリューをいかに上げていくかという理念の実現のため、harmo は、今後のシミックグループの中核事業という位置づけになります。
デジタルプラットフォームの役割は、ますます重要性を増していくことでしょう。個人のヘルスバリュー向上には、これまでの常識に囚われない判断とシステム開発のさらなる加速が必須です。次世代のヘルスケア情報基盤の実現のために走り出したharmo 株式会社の事業展開にぜひ期待していただきたいと思います。
電子お薬手帳としてスタートしたharmoは、そもそも服薬情報に限らず、個人やそのご家族の医療・健康情報を、自らの手で管理・活用するサービスとして構想しました。当初は、お薬手帳機能しか持たなかったharmoも、いまでは赤ちゃんの予防接種や新型コロナワクチン接種の記録・管理にも活用できるようなりました。しかしharmoには、まだまだ多くの可能性があります。さまざまな技術、サービスを運営している企業や、市民の健康を守る地方自治体などとの連携をさらに深めていきたいと考えています。
harmo 考案者。2000 年、ソニー入社。2008 年にharmo 構想を思い立ち、2011年に実証実験、2016 年に事業化を果たした。2019 年6月、harmo 事業のシミックグループへの事業承継に伴い、CMIC Tech Lab 所長に就任。harmoのR&Dを統括。2021年10月より現職に就任
harmo のサービスは自分の大切な人を大切にできる「見守り」要素が強いサービスだと思っています。自分の大切な人をもっと大切にできるような仕組みを、harmo株式会社に関わる多くの方々と一緒に作り上げていくことがharmo株式会社の存在意義だと考えています。harmoを持っていて良かったと実感してもらえるような取り組みを1つでも多く実現できる会社にすることが当面の目標です。今と次世代のために、harmoがあって良かったと言われる世界を創りたいと思います。
2012 年、ソニー入社。2014 年からharmo 事業に参画。harmo 事業のシミックグループへの事業承継を主導。2019 年6月にシミックグループ入り後は、harmo 事業部長としてharmo の普及に尽力する。2021年10月より現職に就任
このページではC-PRESS vol.21でご紹介したニュースを掲載しています。各記事の詳細について、最新のニュースについてはシミックグループのWEBサイトをご覧ください。