財務ハイライト

業績推移

  2015/9 2016/9 2017/9 2018/9 2019/9
売上高(百万円) 55,904 62,039 65,282 69,869 74,373
営業利益(百万円) 1,411 3,363 3,897 4,321 4,405
営業利益率 2.5% 5.4% 6.0% 6.2% 5.9%
経常利益(百万円) 970 2,989 3,732 4,061 3,841
経常利益率 1.7% 4.8% 5.7% 5.8% 5.2%
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) △542 878 1,550 1,487 1,822
総資産(百万円) 55,861 59,104 65,605 78,034 80,179
純資産(百万円) 20,667 21,397 23,608 33,536 32,994
自己資本比率 36.4% 35.5% 34.9% 28.9% 27.8%

 

売上高

(百万円)
売上高

営業利益及び営業利益率

(百万円)
営業利益及び営業利益率

経常利益及び経常利益率

(百万円)
経常利益及び経常利益率

親会社株主に帰属する当期純利益

(百万円)
当期純利益

総資産

(百万円)
総資産

純資産及び自己資本比率

(百万円)
純資産及び自己資本比率


 

2020年9月期 業績見通し

  医薬品業界においては、“患者により適した医療”の提供に向けて、革新的医薬品の創出が期待される一方で、保険医療財政への影響から、費用対効果評価や保険外併用療養活用の検討など薬価制度の見直しが進んでおり、医薬品産業は技術力や生産性の向上を通じて国際競争力のある産業構造へ転換することが求められています。第四次産業革命と称される人工知能(AI)やIoTなどの新たなテクノロジーが社会全体に大きな変革をもたらし、ヘルスケア分野においても医療のあり方や健康に対する個人の価値観が変化する中で、産官学民が連携して少子高齢化社会に対するイノベーションに取り組んでいます。

 2020年初頭から始まった新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大は、社会経済に多大なる影響を及ぼしており、依然として収束がみえないことから、先行きの不透明感が払拭できない状況が続いています。改めて患者の生命維持に直結する医薬品開発の重要性が認識されるとともに、海外依存度が高い医薬品原薬等の国内製造の促進が図られるなど医薬品の安定供給体制の確保が求められています。

 2019年9月期を初年度とした中期計画(FY2019-2021)において、中長期的な企業価値向上の実現に向けて、PVCモデルの加速、グローバル化の促進、ヘルスケアビジネスの創出を重点取組事項に掲げており、グループ一丸となって諸施策を推進しています。新型コロナウイルス感染症の発生は、医療環境や経済環境、人々の働き方までも急速に変化させつつあり、ポストコロナ時代に対応するため、デジタル分野の強化、グループ人材のヘルスケア分野への展開などの取り組みを進めてまいります。
 当社グループはヘルスケア関連企業として、新型コロナウイルス感染症に対する有効な治療や予防手段の開発支援に尽力することで、患者の早期回復に効果的な治療と医療システムの維持に貢献し、その使命を果たしてまいります。

連結業績予想 2019/9実績
(百万円)
2020/9見通し
(百万円)
増減率
売上高 74,373 75,000 0.8%
営業利益 4,405 2,300 △47.8%
経常利益 3,841 2,600 △32.3%
親会社株主に帰属する当期純利益 1,822 1,350 △25.9%
 

売上高

(百万円)

営業利益及び営業利益率

(百万円)

 

セグメント毎の見通し

医薬品開発支援(CRO)事業

・国内リーディングカンパニーとして、引き続き海外企業や異業種の日本市場参入支援、高度化する開発ニーズへの対応を促進するとともに、製造販売後調査(PMS)や臨床研究支援業務での医療データベース活用や海外活動の強化に取り組みます。
・コロナウイルス感染症拡大の影響により、開発案件の開始延期や中止が発生しておりましたが、一部再開されつつあることから、期末にかけて売上高は若干回復するものと見込んでいます。一方、営業利益については、コロナの影響により費用発生の期ズレや、事業活動の回復に伴う活動費用の発生等を見込むことから、利益の伸びは小さいものと見込んでいます。

医薬品製剤開発・製造支援(CDMO)事業

・製剤化検討から治験薬製造、商業生産まで、グローバルに展開する医薬品製造のプラットフォームとして、日本政策投資銀行株式会社との連携による幅広い戦略を推進し、技術力の更なる向上とローコスト生産体制の進展、戦略的な設備投資を通じて競争力強化を図ります。
・米国における受託生産量が減少しており、期末にかけても回復が難しいことから、損失の計上を見込んでいます。

医薬品営業支援(CSO)事業

・MR派遣や関連する新たなサービスに加え、メディカルアフェアーズ関連業務の営業活動を強化し、複数のコミュニケーションチャネルと多様なサービスを組み合わせた総合的なソリューションの提供を促進します。
・前期獲得したMR派遣業務の堅調な進捗により、増収増益となる見通しです。

ヘルスケア事業

・2020年1月にヘルスケア事業会社2社を統合いたしました。SMO業務を通じて蓄積してきた様々な情報やノウハウと、疾病予防・健康情報やIT技術を融合させて、ヘルスケアビジネスの加速につなげてまいります。
・コロナウイルス感染症の影響を受けること、電子お薬手帳「harmo」事業を始めとする新規ビジネス関連の費用発生を見込んでいます。

Innovative Pharma Model事業

・オーファンドラッグの一部製品の販売量の減少が今期中に回復することは難しいことから、売上高、利益ともに伸び悩むものと見込んでおります。
・引き続き事業規模拡大と当社グループが保有する製造販売業等の許認可を活用した新しいソリューションによる多様なサービスの提供を目指してまいります。

事業別業績予想 2019/9実績
(百万円)
2020/9見通し
(百万円)
増減率
CRO事業 売上高 36,522 33,500 △8.3%
営業利益 6,623 4,880 △26.3%
CDMO事業 売上高 17,292 20,500 18.5%
営業利益 116 △190
CSO事業 売上高 7,929 8,600 8.5%
営業利益 236 770 225.5%
ヘルスケア事業 売上高 10,107 9,970 △1.4%
営業利益 1,158 610 △47.4%
IPM事業 売上高 3,368 3,260 △3.2%
営業利益 △396 80
調整額 売上高 △846 △831
営業利益 △3,332 △3,850
合計 売上高 74,373 75,000 0.8%
営業利益 4,405 2,300 △47.8%

 

2020年9月期 配当予想

  中間配当(円) 期末配当(円) 一株当たりの
年間配当金(円)
配当性向(%)
2020年9月期(予想) 5.00 17.00 22.00 29.5
2019年9月期(実績) 5.00 27.00 32.00 32.3


過去の配当状況については 株主還元・配当をご参照ください。

SHARE