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医療現場の業務効率化へ--harmo、AI-OCRを実装し、 電子カルテ改修不要で紙のお薬手帳の薬剤情報をダイレクト転送可能に

harmo株式会社

シミックホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 大石 圭子)のグループ会社であるharmo株式会社(本社:東京都港区、代表取締役Co-CEO 山東 崇紀、内上 昌裕、以下:harmo)は、harmoシステムにおける電子カルテへの薬剤情報転送機能「ダイレクト・オフライン転送」にAI-OCR機能を実装し、紙のお薬手帳の薬剤情報を電子カルテや持参薬鑑別システム等へ転送できる新機能をリリースしたことをお知らせします。
従来は、電子版お薬手帳(アプリ)のみを対象としていた薬剤情報の取り込みを、本機能により、病院内の複合機やスキャナで紙のお薬手帳を読み取ることで、手入力による転記作業を大幅に削減し電子カルテへ転送できるようになります。

本リリースの背景:病院DXに残る「紙からの転記」を解決

入院時や初診時の持参薬確認では、患者が持参したお薬手帳を薬剤師が確認し、調剤ラベルを目視しながら、服用している薬剤の名称、規格、用法・用量、調剤日などを一つひとつ電子カルテや持参薬鑑別システムへ転記する必要がありました。
harmoは2025年10月に「ダイレクト・オフライン転送」※1をリリースし、電子カルテの改修不要で、電子カルテをインターネットに接続することなく、電子版お薬手帳の薬剤情報を自動転送することを可能にしました。しかし、お薬手帳の利用実態は依然として紙が大半を占めており、紙のお薬手帳については引き続き手入力による転記が必要でした。
今回のAI-OCR機能(パートナー会社による技術協力)は、この「紙のお薬手帳」に係る手入力・転記作業を大幅に削減するものです。

※1 「ダイレクト・オフライン転送」における、電子版お薬手帳および紙のお薬手帳の薬剤情報を電子カルテ等へオフライン転送する一連の技術は、特許出願中です。(特願2026-020817)

紙のお薬手帳をスキャンし、電子カルテへオフライン転送

紙のお薬手帳をカルテに取り込む運用の流れは次のとおり(図1)です。

  • 図1:紙のお薬手帳からharmoシステムを介した電子カルテへの連携(スキャン取り込み部分が今回実装の機能)

新機能:AI-OCR対応版「ダイレクト・オフライン転送」の特長

電子版・紙のお薬手帳の双方に対応

電子版お薬手帳に加え、紙のお薬手帳の薬剤情報も転送可能になります。薬剤情報の確認を一つの画面で完結できます。

✔ AI-OCRと薬剤辞書の二段処理による高精度な認識

AI-OCRにより様式の異なる調剤ラベルを読み取り、認識した薬剤情報を薬剤辞書と照合することで、薬剤名、規格、用法・用量、調剤日などをテキスト化します。認識結果はスキャン画像と連動して表示され、最終的には医療従事者が原本画像と比較して内容を確認・修正します。

院内の既存設備を活用して導入可能

スキャンには院内の既存の複合機・スキャナ※2を利用できます。転送には市販のバーコードリーダー※2を使用し、仕様条件を満たす機器が院内にある場合は、追加購入することなく、電子カルテを閲覧するPCに接続するだけで利用できます。

電子カルテはオフラインのまま※3、改修も不要

電子カルテを閲覧するPCがインターネットに接続されていない環境でも転送可能です。電子カルテの改修を伴わず、既存のセキュリティポリシーを変更することなく導入可能です。

利用者ごとのログイン認証を備え、操作履歴を記録

harmoシステムは利用者ごとのログイン認証を備えており、どの利用者がいつどの薬剤情報を確認・確定し、転送用の二次元バーコードを表示したかの操作履歴を、暗号化して保持します。

※2 複合機・スキャナおよびバーコードリーダーは、所定の仕様条件を満たす必要があります。条件を満たさない場合は、対応機器を別途ご用意いただく必要があります。
※3 harmoシステムを操作するPCは院外へのインターネット接続が必要となります(電子カルテを閲覧するPCは接続不要です)

期待される効果

持参薬確認業務における「入力」「確認」「転記」の手間とヒューマンエラーのリスクを、紙のお薬手帳を含めて大幅に削減します。加えて、類似薬剤名や薬剤の規格量の誤入力、用量・日数の入力漏れといった転記ミス、転記作業の心理的負担も大幅に低減します。これにより医療現場の業務負荷軽減と医療安全の向上に貢献します。

harmo株式会社について

harmoシステムは、医療業界のDXを支援することで、現場業務に本来あるべき調和を実現するソリューションを提供しています。多職種の医療従事者の円滑な連携を支え、患者さんが安心して医療を受けられる環境づくりを通じて、よりよい医療体験の創出を目指しています。詳しくはウェブサイトをご覧ください。
https://service.harmo.biz/

シミックグループについて

シミック(CMIC)は、1992年に日本で初めてCRO(医薬品開発支援)事業を開始し、今では開発から製造、営業・マーケティングまでの医薬品に関する総合的な支援業務を提供しています。製薬・バイオテクノロジー・医療機器などの海外企業の日本市場参入や、アジアでの臨床試験実施、米国と日本における医薬品開発および製造のサポートなども展開しています。また、シミックは個人や自治体を支援する新しいヘルスケアソリューションを提供しており、製薬企業のバリューチェーンを全面的に支援する豊富な経験と実績を基盤として、“個々人の健康価値を最大化”する事業モデルPHVC(”Personal Health Value Creator”)の展開を目指しています。シミックグループは、世界中に7,700人を超える従業員とグループ会社28社を擁しています。詳しくはウェブサイトをご覧ください。https://www.cmicgroup.com/

お問い合わせ先

【システムに関するお問い合わせ先】
本件のお問い合わせやシステム導入等のご質問は下記メールよりご連絡ください。
企画営業部 sales-harmo@cmic.co.jp
サービス詳細:https://service.harmo.biz/offline_transfer/

【報道関係からのお問い合わせ先】
シミックホールディングス株式会社
コーポレートコミュニケーション部
E-mail: pr@cmic.co.jp