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国際共同研究によるパンデミック対応試験モデルの検討成果をAPSIC 2026で発表 シミック社員が共著者として参画

シミック株式会社

2026年7月30日から8月2日にマレーシア・クアラルンプールで開催された、第12回アジア太平洋感染制御学会(12th International Congress of the Asia Pacific Society of Infection Control, APSIC 2026) において、日本とマレーシアの研究機関による共同研究成果が発表されました。

本研究は、九州大学病院、University of Malaya Medical Centre(UMMC)、国立健康危機管理研究機構(JIHS)などによる国際共同研究として実施されたものです。

シミックは九州大学からの委託を受け、日本・マレーシア両国におけるDCTシミュレーションの運営支援を担い、実施を通じて抽出された課題の整理や改善提案を行いました。さらに、治験運営で培ったDCTに関する実務知見を提供し、研究の実装面を支援しました。

また、共同著者の小海は、DCTシミュレーションの現場運営や課題分析を担当するとともに、研究成果の取りまとめに参画しました。

本研究では、研究全体を統括する研究責任医師(Central PI)の管理のもと、複数の医療機関が連携して試験を実施する「Risk-based Hub-and-Spoke DCTモデル」を検証し、日本とマレーシアにおける課題や運用上の違いを整理しました。

主な研究成果として、以下の点が報告されました。

  • システム、規制、運営上の課題を整理し、日本・マレーシアそれぞれの実情を踏まえたDCT導入・運用に向けた改善提案を実施
  • 多言語対応eConsent(電子同意)、ePRO(電子患者報告アウトカム)、データ共有の規制、施設間の連携、Central PIの責務など、国際共同研究に必要な運用上の論点を明確化
  • シミュレーションおよび専門家ディスカッションを通じて、パンデミック下でのDCT実装に向けた実践的な知見と今後の展開に向けた方向性を提示

本研究は、感染症領域を中心とした国際共同研究におけるDCT活用の可能性を検証し、将来のパンデミック対応を見据えた臨床試験基盤の構築に貢献する取り組みとなりました。

シミックは今後も、国内外の多様なパートナーとの連携を推進し、医薬品開発の発展と患者さんへの新たな治療機会の創出に貢献してまいります。

発表概要
  • 演題名(Part 1):
    Japan–Malaysia Collaborative Study on Decentralized Clinical Trials for Pandemic Preparedness: Part 1 - Development and Simulation of a Japanese Model
  • 演題名(Part 2):
    Japan–Malaysia Collaborative Study on Decentralized Clinical Trials (DCT) for Pandemic Preparedness: Part 2 - Malaysian Adaptation of an H5N1 Antiviral Trial Model and Regulatory Insights
  • 著者:九州大学病院、University of Malaya Medical Centre(UMMC)、国立健康危機管理研究機構(JIHS)、シミック株式会社を含む共同研究メンバー
  • 発表形式:ポスター発表(Poster ID: PP-335/PP-252)
  • 学会名:第12回アジア太平洋感染制御学会(APSIC 2026)
  • 開催期間:2026年7月30日~8月2日
  • 開催地:クアラルンプール・コンベンションセンター(マレーシア)