2018年10月24日
シミックホールディングス株式会社
シミックホールディングスが甲府市と連携協定を締結
―甲府IKIGAIコンソーシアム設立 産官学民連携し健康課題解決へ―
シミックホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO 中村 和男)は本日付で、甲府市(市長:樋口 雄一)におけるヘルスケア分野の課題解決を目的にした連携協定を、甲府市と締結しましたのでお知らせいたします。
また、連携協定の締結に併せて、甲府市の地域課題の解決を目的としたヘルスケアコンソーシアム「甲府IKIGAIコンソーシアム」を設置いたしました。このコンソーシアムでは、卓越した技術や優れたサービスを持つ企業を結集し、革新的な製品・サービスの創出を目指します。
背景
日本は諸外国に例を見ないスピードで高齢化が進行し、医療費・介護費は年間2~3兆円の規模で増加するとの推計もあります。世界最高水準の平均寿命に到達しましたが、医療財政や国民皆保険制度が破綻の危機に直面するというパラドクスが生じ、持続可能な健康長寿社会の実現が急務となっています。
こうした状況の中で、平均寿命を延ばすことに主眼を置いた「メディカルシステム」だけでなく、生活の質を重視し健康で自立した暮らしを支援する「ヘルスケアシステム」の視野を持った動きが拡がり始めています。従来は別々の概念として捉えられていた、疾病罹患後の治療と健康寿命の延伸を、シームレスに捉える必要が出てきました。
設立趣旨
甲府市は既に、「健康都市こうふ基本構想」を策定し、市民の健康増進推進に関する施策を実施しています。新たに設立した「甲府IKIGAIコンソーシアム」では、業種や業態の壁を超えて様々な企業に参画していただき、それぞれが有する技術やアイデアを組み合わせ、健康寿命延伸に向けた取り組みを実施いたします。異分野の人的交流・技術交流を図ることで、優れた技術シーズやアイデアを掛け合わせ、洗練された革新的なソリューションを創出します。そして、甲府市をその実証の場として位置づけることで、市民の健康増進に資するだけではなく、企業や人材を甲府市内外から広く集結し、甲府市の産業発展にも寄与すると期待しています。また、行政だけでなく、民間企業や研究機関、医療機関、そして甲府市民にも参加いただき、産官学民連携組織として新たな価値創出に向けて連携・協働してまいります。
連携協定
締結日:2018年10月24日
コンソーシアムの概要
【名称】
甲府IKIGAIコンソーシアム
【設立日】
2018年10月24日
【参加組織 企業 団体】
9社(2018年10月19日現在、順不同)
●コニカミノルタ株式会社
●パナソニック スマートファクトリーソリューションズ株式会社
●JSR株式会社
●McCANN Health
●メディカル・データ・ビジョン株式会社
●株式会社山梨中央銀行
●株式会社ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ
●首都圏甲府会
●シミックホールディングス株式会社
【主な活動内容】
地域の特長を活かした課題解決や、甲府市民の健康づくりを目的に、以下の活動を実施します。
●企業が持つ様々なテクノロジーを健康寿命延伸に応用
●異分野の人的・技術交流により、革新的なアイデアやソリューションを提案
●国内外の企業や人材を甲府市に集結させ、甲府市の産業発展に寄与
●産官学民連携により、新たな価値を創出
●自治体や地域住民の協力を得て、パイロット事業の早期導入・実行
●新たなソリューションを生み出すビッグデータプラットフォームの構築・活用
シミックホールディングス株式会社について
シミックグループは、1992年に日本で初めてCRO(医薬品開発支援)事業を開始し、今では開発から製造、営業・マーケティングまでの医薬品に関する総合的な支援業務を提供しています。また、ヘルスケア事業、診断薬やオーファンドラッグの自社での開発販売等も行い、多様化するニーズに対応しています。幅広い経験とCROのパイオニアとして蓄積したノウハウをベースに、独自のビジネスモデルPVC(Pharmaceutical Value Creator)の構築を進め、医薬品事業における付加価値の創生に取り組んでいます。
詳しくはホームページをご覧ください。https://www.cmicgroup.com
本件に関する問い合わせ
シミックホールディングス株式会社 コーポレートコミュニケーション部 PRグループ
TEL:03-6779-8200 / e-mail: pr@cmic.co.jp
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