環境問題への取り組み
シミックグループは、「シミックグループ行動規範」において、環境問題への取り組みは企業の存在と活動に必須の要件であることを認識し、低炭素社会の構築、循環型社会の形成、環境リスク対策、生物多様性の保全のために主体的に行動すること、また個人としても環境問題を真摯に受け止め、積極的に取り組むことを定めています。

LNGサテライト施設と小型ボイラー施設
シミックグループは、2024年9月現在、国内46拠点(4工場、7研究所を含む)、海外15拠点(2工場、1研究所を含む)で事業を行っています。
CDMO(医薬品製剤開発・製造支援)事業であるシミックCMOグループは、2023年4月に、大日本印刷株式会社と戦略的事業提携契約を締結し、同年6月に連結子会社から持分法適用関連会社となりました。引き続き国内4工場でISO14001(環境マネジメントシステムに関する国際認証規格)の認証を取得し、立地や製造品目の特性等に応じた環境負荷の削減に取り組んでいます。工場から排出されるCO2排出量削減に向け、重油からLNG(天然ガス)への燃料転換、再生可能エネルギー由来電気への切り替えや敷地内緑地の維持管理に努めています。さらに2030年中期目標として、国内各工場の非化石電力使用率59%を掲げ、2024年は富山工場で太陽光発電システムを導入した他、資源循環率向上や水使用量削減にも取り組んでいます。
また、環境の保全や従業員の健康・安全の推進を目的として、継続的な管理体制の見直し、教育、改善を図るべく、4工場を横断するEHS(Environment, Health, and Safety)推進委員会を設置しています。

富山工場の太陽光パネル

最終排水池で泳ぐ鯉
非臨床業務を行う各研究所においても、有害物質や廃棄物に関する対策を講じ、環境への配慮を行っています。また、工場のみならずグループ全体におけるCO2排出量および産業廃棄物排出量の算定・削減にも取り組んでいます。
ISO14001認証取得事業所
会社名 | 事業所 | 認証機関 | 認証番号 |
---|---|---|---|
シミックCMO株式会社 | 静岡工場※ | KHK-ISO Center | 01ER・157 |
富山工場 | JSA-SOL | JSAE056 | |
足利工場 | KHK-ISO Center | 01ER・140 | |
西根工場 | KHK-ISO Center | 20ER・1103 |
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