mRNA創薬の最前線セミナー 第2回:mRNAを使ったがんに対する治療とその展望
近年、メッセンジャーRNA(mRNA)を医薬品として活用しようとする動きが世界的に広まっています。mRNAは、原理的にどのようなタンパク質でも産生することができるため、がんの個別化治療や感染症のワクチン、希少疾患では酵素補充療法の置き換え、さらには再生医療やゲノム編集治療への応用などを含め、広範な臨床応用が期待されています。
このような背景もあり、この度シミックホールディングス株式会社とアキュルナ株式会社との共催で、mRNA医薬に関するセミナー「mRNA創薬の最前線」をシリーズで開催することとなりました。
2020年7月14日(火)に開催した第1回目に続き、第2回目として、「mRNAを使ったがんに対する治療とその展望」というテーマで、この分野における日本の第一人者である、東京大学垣見教授と、この分野で世界をリードするドイツのBioNTech社Dr. Krönerから、mRNA医薬の基礎と臨床応用についてご講演いただました。
プログラム
- 講演1
がんのmRNAワクチン療法
演者:垣見 和宏 先生(東京大学医学部附属病院 免疫細胞治療学講座 特任教授) - 講演2
Therapeutics against cancer and beyond using messenger RNA
演者:Dr. Christoph Kröner (Head of Lead Structure and DNA Template Development for Individualized RNA Products,BioNTech RNA Pharmaceuticals GmbH)
SHARE