医薬品開発の創薬から臨床試験に至る各段階において、バイオマーカーを用いた評価が積極的に取り入れられています。バイオマーカーは物質としても、また得られた結果の用途(Content of Use)も多種多様です。そのため、目的に合った試験法の開発には、分析法開発の初期段階からの分析CROとの連携が非常に重要です。また、バイオマーカーは内因性物質であり、一般的な薬物濃度分析とは異なる知識・経験が必要となります。
探索領域でのスクリーニング測定、検証試験、各開発ステージにおける⽬的に応じた分析法開発、分析法バリデーション、⾮臨床・臨床検体の測定、検体バンキングまで、これらすべてのバイオマーカーを⽤いた医薬品開発のバリューチェーンを構築予定のお客様を⽀援します。
シミックのバイオマーカー分析の強み
- お客様のリクエストに沿って、コンサルテーションをしながら分析法を開発・確立します。
- 多様なバイオマーカーに対応可能な、最も適した分析機器・技術を用い測定します。
- GLP施設において、レギュレーションに即した高品質のデータを提供します。
主なサービス内容
分析プラットフォーム | マトリクス | 治療領域 |
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LC/MS/MS ELISA ECL FCM PCR (Reai-time, Droplet Digital) |
血清 血漿 血球成分 尿 各種組織 等 |
腫瘍領域 腫瘍免疫領域 免疫領域 神経領域 等 |
- LBA法によるマルチプレックスでの測定
- Real-time PCRまたはDroplet digital PCRを用いる遺伝子発現解析
- Flow cytometerによる各種タンパク質測定、イムノフェノタイピング等
- LC/MS/MSによる脂肪酸、胆汁酸、脂質、ステロイド類、ポリフェノール類、糖類の分析
技術情報
バイオマーカー分析についてのお問い合わせ
バイオマーカー分析サービス 提供会社
シミックファーマサイエンス株式会社
サービス内容についてのご質問やご相談などお気軽にお問い合わせください。
サービスに関するお問い合わせフォーム
腎疾患診断用バイオマーカー「L-FABP」
「レナプロ®L-FABPテスト」は、尿中のL型脂肪酸結合蛋白(L-FABP)を測定する体外診断用医薬品です。腎疾患の新たなバイオマーカーとして注目されているL-FABPの測定を世界に先駆けて体外診断用医薬品として製品化することに成功しました。
L-FABPについて
L-FABP(L型脂肪酸結合蛋白)はヒト腎臓の近位尿細管に局在し、尿細管機能障害を伴う腎疾患を高精度に診断できる特性を有するため、糖尿病性腎症に対しては微量アルブミン尿出現より早期の段階から尿中に検出されます。本製品に関する国内外の共同研究の結果、急性腎障害(AKI)、慢性腎疾患(CKD)の各病態に応じた早期診断や腎疾患の進行リスク、治療効果判定についての有用性が数多く報告されています。新たな早期診断項目L-FABPにより、的確な病態把握による集約的治療が推進され、透析に移行する患者数の逓減につながることが期待されます。
詳細はL-FABPサイトをご確認ください。 L-FABP情報サイト
製品情報
本製品情報ページは国内の臨床検査関係者に対する情報提供を主目的としたものであり、一般生活者に対する情報提供を目的としたものではありません。また掲載した情報は弊社販売体外診断用医薬品の適正使用推進に寄与するものを主体としており、広告・プロモーションを目的とするものではありません。
「レナプロ®L-FABPテスト POC」
製品名 | レナプロ®L-FABPテスト POC |
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JANコード | 4987835000152 |
添付文書 | レナプロ®L-FABPテスト POC 添付文書 https://www.fabp.jp/pdf/L-FABP_poc-A4.pdf |
使用方法 | L-FABP情報サイト_「レナプロ®L-FABPテスト POC」の使い方 https://www.fabp.jp/about/poc-use.php |
「レナプロ®L-FABPテスト HS(高感度)」
製品名 | レナプロ®L-FABPテスト HS(高感度) |
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JANコード | 4987835000046 |
添付文書 | レナプロ®L-FABPテスト HS(高感度) 添付文書 https://www.fabp.jp/wp/wp-content/uploads/2018/06/180605_LFABP_hs_.pdf |
製造販売元
シミックホールディングス株式会社
お問い合わせ先
シミックホールディングス株式会社 L-FABP事業部
https://www.fabp.jp/form/contact.php
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