社会貢献活動報告

CMICグループでは、「CSR基本方針」に基づき、様々な活動を展開しております。 グループ全体で取り組むものから、各工場、研究所、支社・営業所単位で地域への貢献活動まで、幅広く活動しています。

グループ全体で取り組む主な活動

ブラジル巡回診療支援

  • ブラジル在住のCMIC顧問のエミリオ森口先生が、親子三代にわたり毎年行っている日系移民の方々向けの巡回診療をCMICグループは支援しています。
  • ■ブラジル巡回診療とは
    戦後まもなくブラジル南部に移住された日系移住者の方は、ポルトガル語を話すことができず、現地の病院で診察を受けることもままならない状況です。
    このような南ブラジル日系移住者のための巡回診療を、ブラジル在住日系人医師 森口エミリオ秀幸氏が親子三代に渡って受け継いで行っており、この年1回の診察を心待ちにしているたくさんの日系移住者の方々がいます。そのような移住者の方のために、毎年およそ3,000km以上の距離を健診バスで巡回し、日本語による診察を行っています。

  • ■CMICグループのかかわり
    ブラジルの経済発展に伴い、公的機関からの巡回診療の活動費に対する援助が少なくなった結果、森口先生個人の負担が大きくなってきました。こうした現状に対し、CMICグループは、これまでの企業としての支援に加え、2014年より従業員個人による募金も開始しました。
    「南ブラジル日系移住者のための巡回診療・健診を続けたい!」という森口先生の思いを叶えるべく、CMICグループはこれからも支援を継続してまいります
  2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
人数 268名 296名 308名 428名 370名
金額 1,143,200円 1,227,002円 1,012,505円 1,378,364円 898,000円
 

2018.11.06 シミックで支援している「南ブラジル日系移住者のための巡回診療活動」が社会貢献者表彰を受賞しました

エイズ学会「シミック賞」

  • 日本エイズ学会(会員数:約2,000名)が、毎年、HIV感染症に関する活動を通じて、本学会の発展に貢献し、独創的かつ優れた業績を挙げた者1名にCMIC賞を授与するものです。
  • 2004年にHTLV-1*3 の発見者である日沼頼夫博士(京都大学名誉教授)を最初に、これまで14名が受賞されました。
  • 2017年は、京都大学ウイルス・再生医科学研究所 副所長・システムウイルス学教授の 小柳義夫氏が受賞されました。
 

【 小柳氏受賞理由 】 小柳氏は、京都大学大学院在学中にエイズウイルスであるHIV-1 の感染症が世界的に大きな問題となると考え、本邦の血友病患者にHIV-1抗体陽性者をはじめて見出し、さらにウイルスを分離同定しました。
小柳氏はエイズ研究にさらに取り組むために、1986年より3年間カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)の研究室へ留学しました。UCLAでは、日本で修得した細胞生物学的手法を駆使して、脳組織よりウイルスを分離し、中枢神経組織におけるHIV-1の性状を明らかにしました。この成果はScienceに報告されました、そして、氏が分離した2株の感染性分子クローン(JR-CSFとJR-FL)は現在でも世界中でもっとも使われています。氏の研究が中心になったHIV研究の初期段階の分子クローン化が、その後のHIV分子生物学の発展の始点となりました。
そして、1999 年に東北大学教授、2004年より京都大学教授として、HIVの制御に関する研究に発展させました。そのなかでも、ヒト細胞移植によりHIV-1に感受性となる免疫不全系統マウスを実験動物中央研究所との共同研究により開発し、ヒト血液幹細胞移植マウス(ヒト化マウス)を使ったHIV制御機構に関する研究を現在まで積極的に行っています。特に、HIV-1が獲得したアクセサリタンパク質(Vif, Vpu, Vpr)の生体内における機能解析研究は、オリジナリティーの高い研究成果であります。

 
 

新卒社員によるボランティア

福祉施設での山梨県北杜市内の高齢者施設、障がい者施設、保育園にてボランティア活動に取り組んでいます。毎年新入社員が参加し、地域貢献とともにCMIC’s CREEDの精神を身にもち、思いやる気持ちと社会人としての姿勢を学ぶ場として取り組んでいます。

 

RDD:Rare Disease Day(世界希少・難治性疾患の日)への協賛

※「Rare Disease Day(世界希少・難治性疾患の日)」(RDD)は、より良い診断や治療による希少・難治性疾患の患者さんの生活の質(QOL)の向上を目指して、2月28日(うるう年は2月29日)を「Rare Disease Day」と称して、2008年にスウェーデンで始まり、現在では延べ100カ国にて開催されています。

Rare Disease(希少疾患)は、7,000を超える疾患数がありますが、認知度が低いために診断までに時間がかかることが多く、診断に至るまでの道のりは平均で約5年、その間に患者さんは病院を7回以上変えていることが報告されています。
RDDイベントを通じてより多くの皆様に、希少・難治性疾患領域の理解を深めていただくことで、難病で苦しんでいらっしゃる患者さんやその支援者の方が安心して暮らせる社会が実現するよう、RDDの活動に協賛しています。

CMICグループでは、これまで数多くの希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)の臨床試験に携わってきました。これらの疾患が医療関係者をはじめとする社会に広く認知されるように、また、患者さんと社会の架け橋になれることを願って、毎年2月の1か月間は社員がRDDのバッジをつけて啓発活動を行っています。CMICグループはこれからもRDDの活動を応援していきます。

2019年RDD活動概要

できるだけ多くの社員、家族、友人、知り合い、顧客の皆様に「希少疾病」を知ってもらうために以下の活動を展開いたします。

  • 1. 社員への啓発・意識向上を目指して、希少難治性疾患患者さんの生の声を聴く社内セミナーを開催
  • 2. 社員の寄付活動を推進するため、給与天引きによる寄付申込みが可能なRDD専用のイントラサイトを開設
  • 3. RDDバッジ着用やRDDグッズ入手して、社員自らが疾患啓発
  • 4. シミックグループオリジナルのRDD啓発ポケットティッシュを作成しステークホルダーに幅広く活動情報をシェア
 

国際絵画コンクール共催

  • CMICグループが中村キース・ヘリング美術館と共催する子供たちのための国際絵画コンクールです。
    世界で唯一、キース・ヘリング財団の許可を受けて開催される絵画コンクールとして2009年にスタートしました。4才から17才を対象に国内外の学校や絵画教室を通じて作品を広く募集し、近年では応募数1000点を上回るコンクールになりました。毎年、アートやファッションのフィールドで活躍する著名人の方々に審査していただいています。受賞作品は授賞式から1週間、キース・ヘリング作品とともに美術館に展示されます。

この活動は公益社団法人企業メセナ協議会により、民間組織が取り組むメセナ活動として「This is MECENAT 2018」に認定されました。
2018.08.03 シミックグループの社会貢献活動が「This is MECENAT 2018」に認定されました


 

CMICグループ共催の狙い・目的

  • キース・ヘリングは、80年代現代美術を代表するニューヨークのアーティストで、生涯を通じて児童福祉教育、世界各地での子供たちのワークショップ、HIV/AIDS予防啓発活動といった社会的な活動に関わっていました。87年には東京多摩市でも子供たちと壁画制作を行っています。CMICグループは、子供たちの未来への希望と愛・平和を願うキース・ヘリング意志を受け継ぎ、平成21年より行われている「中村キース・ヘリング美術館国際児童絵画コンクール」への支援を通じて、異なる人種と宗教、文化と環境を理解し、子供たちが自由にグローバル社会へはばたく機会を与えることにより、広く社会に貢献していくことを目的にしています。

2017年「第9回 国際児童絵画コンクール」授賞式

  • 2017年11月26日 山梨県北杜市小淵沢にある、中村キース・ヘリング美術館にて授賞式が行われました。
    本年度は世界28ヶ国から1240点もの応募がありました。
    厳正なる審査の結果、33作品が各賞を受賞されました。
    http://www.nakamura-haring.com/blog/728/

  • ■今回より「CMIC賞」が設けられました。入賞者は以下の通りで、各国の子供たちが表彰されました。
  • 部門1 Division1 「動物たちの合唱(Animal Chorus)」若山玲穏(大阪府/Osaka Japan)

    部門2 Division2 「The Bengali Festival of Pahela Boishakh(ベンガルのお祭りボヘラボイシャキ)」Farah Rahman(バングラデシュ/Bangladesh)

    部門3 Division3 「Harmony(ハーモニー)」Jennifer Lee(香港/Hong Kong)

SHARE